— 御社の歴史についてお聞かせください。
当社は1976年に大阪市でゴムと樹脂の総合商社として創業し、1997年に製造メーカーとして法人化しました。その後、医療機器分野を含めたさまざまな業種へと事業を展開し、2025年には関東工場の開設を予定しております。
— 御社が荻野精機の機械を導入した経緯を教えてください。
当社では、長年使用してきた3台の切断機の老朽化に伴い、更新を検討しておりました。他社製機械と比較検討を行った結果、切断面の美しさや精度の面で最も優れていたのが、荻野精機製作所の「スーパーカッター」でした。あわせて、次世代の従業員も安心して使用できる、安全性と操作性に優れた機械であることを重視する社長の意向もあり、次の切断機には荻野精機製作所の製品が最適であると判断し、2023年に同社製スーパーカッターを導入しました。
— 実際に導入された後の感想をお聞かせください。
これまで紙媒体で情報を管理していたため、記録や材料の切断寸法などを確認するたびに資料を探す必要があり、手間がかかっていました。 新しい機械ではチャンネル画面に寸法情報を登録できるようになったことで、データ管理がスムーズになり、資料を探す時間が大幅に短縮。作業効率が格段に向上しました。また、普段作業に関わらないシルバー世代の方に指示を出す際も、資料とチャンネル番号が紐づいていることで説明が簡単になり、スムーズに作業してもらえるようになりました。 見た目も非常にスタイリッシュで、社長も大変気に入っております。
導入当初は、これまで使用していたシャーリング機との操作の違いに戸惑うこともありましたが、使用を重ねる中で「新しい機械の方が楽だ」と感じる場面が増えてきました。 運転ボタンを押すだけで作動するため、機械を注視せずに済み、切断作業をしながら次工程の準備に時間を使えるようになった点も大きなメリットです。