2022/06/10
本日、幹部から日頃のお礼としてマヌカハニーをいただいた。
最近、学業で徹夜が続く私を労ってのことだった。
時にかなり厳しく叱責することもある中で、私の経営方針に賛同し、お客様に感動を届けようと奮起してくれている彼に感謝したい。
今回は、マヌカハニーがなぜ身体にいいとされるのか、3つの研究論文リンクから効果をまとめる。
マヌカハニーとは何か?
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生する「マヌカ」を蜜源として得られるハチミツである。
パッケージには「MGO」か「UMF」が表記されており、それぞれ数字が併記されている。
数字は抗菌成分の含有量を表し、数値が上がるほど抗菌効果が高いことを示す。
MGO : メチルグリオキサール (Methylglyoxal )。←抗菌成分。マヌカハニー1kgあたりにMGOが100mg含まれている場合、「MGO 100+」と書かれている。
UMF : Unique Manuka Factor ユニーク マヌカ ファクター。MGOの含有量を含めたマヌカハニー全体の品質レベルを相対的に評価した数値。UMFマークはUMFハニー協会の登録商標。
UMF5+から10+, 15+, 20+, 25+と5刻みで分類され、25+が最も抗菌作用が高い。
出典:UMF協会ホームページ
UMFとMGOの関係
UMF5+= 83mg 以上含有
UMF10+=263mg以上含有
UMF15+=514mg 以上含有
UMF20+=829mg 以上含有
UMF25+=1,200mg以上含有
出典:ハニーマザーホームページ
私は、UMFマークが表記されたものを推奨する
理由としては、
2018年に抗菌物質であるMGOを不正に添加したマヌカハニーが大リコールになったことがあるからだ。マヌカハニーにMGO成分を意図的に添加し、天然活性成分レベルが高い商品のように見せかけたことが不正とされた。MGOはマヌカハニーの性能を示す1つの指標にしか過ぎないのだ。
以下に、マヌカハニーが身体にいい3つの理由を見てみよう。
理由1:抗菌作用
上述したように、マヌカハニーはMGOが高濃度に含有されている。MGOは、胃がんの原因の1つとされるピロリ菌や、虫歯菌の代表格であるミュータンスレンサ球菌に強い抗菌活性を示す。つまり、胃がんや虫歯になりにくくするハチミツということだ。
その効果は、他の高純度ハチミツの3.3倍に及ぶ。
出典:マヌカハニーの抗菌性
ピロリ菌に対する抗菌作用では、マヌカハニー存在下では菌の増殖は確認できなかった。さらに、プロバイオティクス(生きて腸に届く経口生菌)の乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌を増加させ、病原性細菌の大腸菌O-157やサルモネラ菌などを減少させることが確認されている。
理由2:口臭防止作用
口臭はなぜ起こるのだろうか?
それは、口腔細菌がタンパク質などを分解する時に発生する。
つまり、
食べ残しのタンパク質
↓
口腔内の細菌が分解
↓
悪臭成分(アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素)などを生成
↓
お父さん臭い!となる。
出典:口臭の発生メカニズム
マヌカハニーの効果は、ガムの4倍だそうだ。
マヌカハニーを口臭予防商材に応用することで、優れた口臭低減効果が期待されている。
理由3 : 抗酸化活性
マヌカハニーは、抗酸化物質として知られている「シリング酸メチル」を最も多く含んでいる。
マヌカハニーは、種々の蜂蜜の中で最も高い抗酸化力を示した。
以上より、マヌカハニーには、他の蜂蜜にはない高い抗菌作用(メチルグリオキサール : MGO)と抗酸化作用(シリング酸メチル)を併せ持つ。
これらの成分が健康を増進し、身体にいいとされているのだ。
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Writer : 荻野 真也