生産を止めない機械

東京都墨田区で自動車部品・電器部品のゴムパッキンの生産を行っている有限会社三昌ゴム工業所。
同社にスーパーカッター導入についてお話を伺った。

Q1. ご導入前のお悩みをお聞かせください。

A.当社は納期遵守によりお客様から信頼をいただいています。1983年製のシリコーンゴム切断用スーパーカッターを購入してから40年も経過しており、当時の機械は基盤の製造ができなくなっていると聞きました。信頼を大きく損ねることのないよう、機械をモデルチェンジすることで生産を止めない会社にする必要があると考えました。

Q2. 荻野精機との出会いをお教えください。

初代代表である父の時代からずっと御社の機械を使用しています。私が入社した時からスーパーカッターがあるのが当たり前で、他社機械と比較して購入する必要はないと考えています。また、御社の協力で墨田区の生産性向上等支援補助金が活用できたことが購入の後押しになりました。

 

Q3. ご導入後の変化をお教えください。

スタイリッシュで現代的なデザインになりました。また、以前の機械は送りロールの自重で材料が潰れて厚みが変わり、押し潰すような切り方で、切断後にゴム同士を引き剥がす作業が必要でした。新しい機械(PCモデル:押し切り機)は、ロール開口の隙間を調整できるので厚みが変わらず 精度良く分断されるため、引き剥がす作業がなくなりました。後工程での搬送性が向上し満足しています。

今後も地元顧客との繋がりを大切にし、止まることの無い生産で信頼と実績を積み上げていきたいと考えています。